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「Yo」しか言えないメッセンジャー!『Yo.』にコミュニケーションの真髄をみる

      2014/07/01

おはようも、さびしいも、「Yo.」の一言。

『Yo.』は、相手に「Yo.」を通知するだけの、世界一シンプルなメッセンジャーアプリ

Yo.
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こちらがメインの画面。フレンドの名前だけが並んでいる。名前をタップすると、相手に「Yo」が送られる。

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相手のスマホには、男性の声で「Yo」とだけ通知がくる。

これだけ。

写真も、テキストも、プロフィールすらもない。メッセンジャーアプリと言っていいのかためらうほどのシンプルさ。

でも、やっぱりメッセンジャーなんですよ。

送られるのは「Yo」の一言だけど、タイミング一つで「Yo」は様々な言葉に変化する。朝一番の「Yo」は「おはよう」に、友人同士の「Yo」の連発はふざけあいに、深夜の「Yo」は「さみしい」に。

TechCrunchによると、『Yo.』は元々エイプリルフールのジョークとしてリリースされたアプリ。口コミで広まり、現在アクティブユーザは5万人。これまで400万回の「Yo.」がやりとりされている。

言葉が出てこなくても、「Yo」だけなら言える

なんて言ったらいいかわからないときでも、「Yo」だけなら言えるんですよね。

頭のなかでモヤモヤと考えていることを外に出すには、言葉という決まった形に整える必要がある。がんばって整えるんだけど、できあがりを見るとなんか違ったりする。なにが違うのかすら説明できない。説明するには言葉が必要だから。

テキストで通じ合うSNSやメッセンジャーは、まず「思いを言葉にする」作業を必要とする。

その辺、LINEのスタンプは「言葉にできないコミュニケーション」をちょっとだけ可能にしてくれている。イラストとニュアンスで、スタンプだけで会話を楽しむことができて、言葉からちょっとだけ自由になれる。

『Yo.』は「言葉にできないコミュニケーション」の究極の形。ただの記号でしかない「Yo」が、送信や返信のタイミングや、回数などで様々な意味を持つ。まるで禅のように。

日本にも、「阿吽の呼吸」「ツーカーの仲」という言葉がある。タイミングや呼吸で意思が通じる関係というのは確かにある。

ジョークアプリだった『Yo.』だけど、実はコミュニケーションの真髄をついていたのでは……と、考えさせれます。

あとは……お気に入りされたかどうか、「いいね!」をつけたどうか、既読がついたかどうか、発言が誤解されて炎上しないかなど、コミュニケーションの道具に、コミュニケーション以上の気遣いを要求されることに、みんな疲れちゃったのかもしれないですね。

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