死へのカウントダウン付き。iOS8のヘルスケアから「寿命」を導き出す『Deadline』
2014/11/19
人はいつか死ぬ。
当たり前だけど、なるべく目をそらして今を生きている。そこに「この日に死ぬよ」と寿命をつきつけるのが、『Deadline』というアプリ。
iOS8から搭載されたヘルスケア機能と連動して、あと何年何日生きるか逆算してくれるのだ。健康で長生きできるよう作られたヘルスケアと、真逆のアプローチを行くアプリである。
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通知センターで寿命をカウントダウン
起動しただけでは、寿命はわからない。まずはヘルスケアとの連携を行う。「Use Healthcare Data」をタップ。
血圧や睡眠時間、身長、体重、睡眠時間、歩数などの連携を行える。各項目を記録していれば、より精度の高い予測ができる、らしい。
その後、簡単な質問にいくつか答える。タバコは吸っているか。お酒はどれくらい飲むか。ストレスはあるか。英語の質問だけど、選択肢が上から下に行くにつれて飲み過ぎ食べ過ぎストレス多すぎになる、と思っておけばなんとかなる。
全ての質問に答え終わると、全くもったいぶらずに、あとどれくらい生きられるかが表示される。
僕の場合、今の習慣のままなら84歳まで生きられるらしい。ホッとしたけれど、寿命が1秒ずつカウントダウンされている画面を見るのは、ちょっと穏やかではない。
ご丁寧なことに、通知センターにも対応している。
通知センターを出すたびに、あと何年生きられるかカウントダウンされてしまうのだ。手元の端末で寿命がさっと確認できる、まるでSFの世界である。
スティーブ・ジョブズは、毎朝鏡を見ながら「今日が人生最後の日だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか」と自問自答していたそう。命のカウントダウンを見ながら、この名言を思い出すのだった。